SHINSEI PULP & PAPER (THAILAND) CO., LTD. 出向

M.H2001年入社

こんな仕事をしています!

SPPタイ現地法人では、タイを含む周辺国への営業活動をしています。
タイ産の紙の輸出、タイへの紙の輸入、第三国間での貿易など、商売の形態は様々です。
扱っている商品は一般的な印刷用紙だけでなく、産業用紙・特殊紙・フィルムなど多岐に渡ります。
各国の法令や輸入関税率を把握しつつ、客先へ商品の提案をしています。

私の仕事の

ここが面白い!

貿易ならではのコンテナ単位での取引数量の多さ、多種多様な文化的背景を持った人たちとの出会い、日本にはないビジネスのスピード感、あらゆる紙・フィルムを扱うので、ビジネスに関わっていくなかで日本国内では得られない経験値を積めることなど、多くの面でやりがいを感じています。
営業範囲が広いので、とにかく飛行機に乗ります!必要であれば翌日でも飛行機に乗って海外出張することも。タイ・バンコクは東南アジアのハブ的な位置づけで地理的に恵まれていることから、時間がないときは近隣国へ日帰り出張もします。出張の際、得意先とランチやディナーをすることがありますが、現地の料理を一緒に食べながら、ふと疑問に思うことを色々と教えてもらうこともとても楽しく、自分の見識を広げさせてもらっています。

私の仕事の

ここが難しい…

日本本社、タイ現地法人、客先と、主にLINEなどのアプリやメールで連絡を取っていますが、それぞれ時差があり、レスポンスに苦労することも多いため、段取りが重要だと考えています。加えて、文化的背景の違いから、同じ言語を使用してやり取りをしても完璧に意思疎通ができないことがあります。そういったときは違った言葉で再度丁寧に説明したり、絵や写真を駆使して説明したりと、工夫が必要です。また、各国の法令が頻繁に変更になることがあり、その対応にも苦労することがあります。輸出入に関する手続き書類の多さは貿易ならではであり、内容の確認作業に時間がかかるのは避けられません。さらに、海上コンテナ単位での販売という制限があるなか、コストに直結するため、積載重量と積載体積の両面で最も効率的に商品を積載する工夫も毎回求められます。

忘れられない仕事

タイに駐在する前、海外現地法人の現地採用社員と一緒に、メーカーの重点販売商品について販売の取組みをしていました。メールやSNSだけでなく電話でも打合せをしていましたが、「何としても販売目標を達成するんだ」という雰囲気が生まれたのは、出張時に直接会ってお互いの本音を言い合ってからでした。それぞれの文化的背景が違うため、同じ言語で話したり、やり取りをしても、本当の意味での意思疎通は難しいと感じたエピソードでしたが、それを乗り越え、販売を達成できたときの喜びは何にも勝るものでした。この経験があったからこそ、駐在後、海外のお客様と直接会話をするときにはより丁寧に説明したり、先方の状況をよく聞いたりして、コミュニケーションのミスマッチを起こさないよう気をつけることができていると思います。

最近うれしかったことは、国際市況が下がり、どうやっても買ってもらえないという状況になったときでも、こちらの立場を気にかけてくれるお客様がいてくれたことです。販売できない当社も苦しいのですが、仕入れたとしてもその先に販売できないでいるお客様も同じく苦しい立場。このときもお互いの本音をぶつけ合い、メーカー、お客様ともに価格交渉は必要ではあったものの、最終的にかなりのボリュームの注文をいただくことができました。

1日のスケジュール

5:30

起床子供を日本人学校のスクールバスに乗せた後、6:45頃家を出ます。

7:30

出社 メールをチェックしたり、本社(時差2時間)へ電話で問合せ。
午後の商談に向けて資料の準備をしたりします。

8:30

社内業務 発注したものの仕上がり確認、船積書類作成と確認。契約書や発注書の作成などをします。

12:00

昼食 会社のビルに入っているフードコートでほぼ毎日タイ料理を食べています。
得意先やメーカーの方が来社されたときは、一緒に日本食を食べに行くこともあります。

13:00

外出 得意先やサプライヤーを訪問。日頃はLINEなどのアプリやメールでタイムリーにやり取りをしていますが、直接面談することも大切です。

16:00

帰社・
社内業務
得意先との打合せで得た質問事項について、メーカーに確認を取ったり得意先への見積書を作成したりします。

17:00

退社 タイより時差が遅い国の得意先から連絡が来ることがありますが、一旦区切りをつけて帰宅したり、上司や駐在仲間と食事に行ったりしています。

23:00

就寝体調管理のため、なるべく早く寝るように心掛けています。