包装用紙部一課

Y.Y2005年入社

こんな仕事をしています!

封筒や手提げ(紙袋)に使われる紙を、封筒コンバーター(加工会社)や、手提げ(紙袋)の卸商に対して販売しています。お客様の求める紙を選定するところから携わっていますが、既存の商品でお客様のご要望にお応えできないときには、メーカーと協力して、新しい紙をゼロから作り上げることもあります。

私の仕事の

ここが面白い!

営業なので、やはり金額の大きな仕事が取れたときや、苦戦した仕事がうまくいったときには、大きな達成感があります。例えば、納期の面でのご要望に対して、既に締切が過ぎているなかメーカーに交渉して何とか紙を作ってもらったり。ただ、こういった無理を聞いていただけるのは、日頃からお客様やメーカーのご担当者との人間関係をしっかり築いているからこそだと思っています。
また商社は、素材の選定や開発の段階、それを売る段階、運ぶ段階、その後のフォローまで、一気通貫で携わることができます。ですので、お客様にとって価格面のメリットであったり、メーカーの商品の拡販であったり、自分が思い描く形に対して、「このメーカーの商品を使っていただこう」とか、「この会社を通して販売したほうが良いな」とか、自分で考えて組み立てていくことができる。こんなふうに、自分たちで「絵を描ける」ところは、商社の面白いところですね。

私の仕事の

ここが難しい…

紙業界が全体的に厳しい状況にあるなかで、営業の目標を達成することは決して簡単ではないですし、努力が必要だと思っています。また、封筒や手提げに使われる紙は、機械で持ち手をつけたり、折り目をつけて貼り合わせたりといった加工をするもので、その工程で起きるトラブルが大きなロスにつながってしまうため、スペックに対する厳しいご要望が多くあります。トラブルが起きると、遠方でもメーカーの工場に足を運び、紙の生産現場を直接確認したり、メーカーのご担当者やお客様と会話を重ねて対応を検討したりします。
ですが正直なところ、辛いと感じることはありません!社内でジッとしているよりも、どんどん外に出て人と話すことが好きなので、この仕事が向いているのかもしれません。

忘れられない仕事

封筒や手提げ袋は、見た目を重視するものが多いため、いわゆる“プライベートブランド”の紙を作って対応することが多いんです。お客様が取引をされている企業やブランドのためだけに開発したオリジナルの紙、ということですね。そのため、ゼロからオリジナルの紙を作ることもしばしばあります。有名なアパレルブランドの紙袋に使う紙を作った際には、お客様のイメージする色合いや質感、厚みなどを伝え、メーカーの工場にお客様と一緒に行って、その場で「もっとこういう色がいいです」などと要望を伝えながら、何度も試作を重ねました。また、ある封筒に使われる紙を作った際にも、お客様の求めるものに近づけていくため、メーカーの方と試行錯誤を繰り返し、その後完成した紙を定期的に受注いただけるようになったことが、とてもうれしかったですね。
ただ、このような仕事は決して特別なものではありません。日々こういった取組みを続けていくことが、自分たちの仕事だと思っています。

1日のスケジュール

7:00

起床子供を保育園に送ってから電車に乗ります。

8:50

出社 メールやその日のスケジュールを確認します。
お客様やメーカーから来ていた問合せに折り返しの電話をしたり、事務処理をこなします。

10:00

外出 午前から午後にかけて1日で3~4社ほどを訪問します。
お客様とメーカー、両方にお会いするようにしています。

12:00

昼食 社員食堂で昼食を取ることが多いですが、スケジュールによっては移動の合間に食べることもあります。

14:00

外出 事務処理をした後、再び外出。

17:00

帰社

18:00

退社 子供のお迎えがある日や、飲み会がある日は早めに退社。
メリハリをつけ、週に1、2日は残業で遅くまで仕事をすることもあります。

24:00

就寝